アフィリエイトで大金を稼げるようになるためには検索順位で上位表示されるようなサイトに育てるのが必須です。Googleで検索をかけたとき、1位や2位に表示されれば、それだけ閲覧数は増えやすくなり、必然的に広告がクリックされる数も増えます。
上位表示させるための手法としてブラックハットSEOを勧めている人もいますが、Webライターのお仕事や自発的に長年アフィリエイト業界を観察してきた僕からすれば、ブラックハットSEOはやらないほうが良いと考えています。メリットよりもデメリットのほうが明らかに大きいからです。
ブラックハットSEOをしないほうが良いと思う6つの理由について取り上げていきます。
Contents
ブラックハットSEOって何?
ブラックハットSEOとは、簡単に言えば、検索順位のアルゴリズムの穴を突き、順位を不正に引き上げようとするテクニックのことです。自作自演リンクや被リンクの購入、隠しテキストの設置などが当てはまります。
ブラックハットSEOはGoogleではっきりと禁止されている行為ですから、発覚すれば手動ペナルティを食らうことになります。ペナルティを食らったWebサイトは上位表示させることができなくなり、検索に引っ掛からなくなってしまいます。
確かに上位表示させる効果は抜群にありますが、見つかればペナルティが科せられ、下手をすれば一気に収益ゼロへと落ち込んでしまう諸刃の剣です。
【やらないほうが良い理由その1】ペナルティのリスクがある
先述した通りですが、ブラックハットSEOはGoogleが認めていないどころか、禁止しているテクニックです。サイトの力を急速に育てられる、早めに収益を得られるというメリットがあるのも確かです。しかし、それ以上に高いリスクが伴います。
ペナルティを食らうことがないギリギリの手法を駆使することはできなくはないですが、その手法もいずれGoogleに見抜かれてしまう可能性は十分にあると僕は考えています。Googleはアップデートを繰り返し行い、規約違反行為に対しては非常に厳しいことで有名です。
不正行為をはたらいているWebサイトは徹底的に排除する姿勢ですから、「どうせバレないから」という考えでWebサイトを運営していくのは非常に危険です。
【やらないほうが良い理由その2】お金がかかる
ブラックハットSEOで高い効果を得たい場合、サテライトサイトを作成するためのドメイン代やサーバー代、被リンクの購入などが必要になります。
メインサイトの被リンクを増やすためのサテライトサイトを作成するためには、ドメインパワーが強くなければ効果は見込めません。そのため、ドメインパワーがある中古ドメインを購入することになりますが、中古ドメインは新規ドメインに比べ、総じて価格が高くなっています。
つまり、それだけ費用がかかるということです。
そこに費用をかけるくらいであれば、ノウハウが身に付けられる有料noteや情報商材を買ったり、ワードプレスの有料テーマを購入したりするほうがよほど有益だと言えます。
【やらないほうが良い理由その3】そもそも面倒臭い
検索上位になるアルゴリズムの穴をかいくぐるブラックハットSEOは、被リンク数を多くするためにサテライトサイトを作成したり、他のWebサイト運営者に相互リンクを持ち掛けたり、他のブログにコメントしてリンクを差し込んだりなど、さまざまな手法があります。これらの手法をどれか1つ行うにしても手間がかかります。
もちろんブロガー同士が協力し合ってブログやアフィリエイト業界を盛り上げていくのは良いと思いますが、Googleが設けたルールを順守するのなら、相互リンクはあくまでも自然なものでなければなりません。
検索で上位表示させるためのアルゴリズムが変化すれば、それに対応するための新たな対策も求められるでしょう。
これらの要素を踏まえると、ブラックハットSEOだから楽に広告収入を稼げるというわけではありません。端的に言えば非常に面倒臭いテクニックです。
【やらないほうが良い理由その4】真っ向勝負じゃない
正義感としての話になってきますが、ブラックハットSEOは言わば、ルール違反を犯しながら検索上位表示をさせる非常にずるい行為です。
ホワイトハットSEOよりもブラックハットSEOのほうが稼ぎやすいと提唱している人は少なくありません。しかし、違反行為は一切せずにホワイトハットSEOのみで勝負をかけ、実際に稼いでいる人がいるのもまた事実です。
真っ向から勝負をかけていない手法を使うと、人によっては罪悪感に駆られてしまいます。Googleが推奨しているホワイトハットSEOであれば、このような罪悪感を抱くことはまずないでしょう。
【やらないほうが良い理由その5】本当の実力は身に付かない
Googleが検索エンジンで上位表示させるうえで重視するのは、あくまでも「読者にとって有益となる記事」です。Webサイトの被リンクの数や使用しているキーワードは、Googleが上位表示させるべきかを分析するための材料にしか過ぎません。
ブラックハットSEOにばかり注力していると、文章力の向上やキーワード選定のコツを掴むための時間を割けなくなる可能性があります。楽に検索順位が上がってしまえば、「特に工夫しなくても良い」と思い込み、努力やスキルの向上を考えなくなる可能性もあるでしょう。
これでは将来的に運営サイトが検索エンジンから淘汰されるといったような逆境に立たされたときには対処ができません。本当の実力を身に付けたいのであれば、小手先のテクニックに頼らないようにしましょう。
【やらないほうが良い理由その6】ユーザーにとって有益になりにくい
ブラックハットSEOに頼ってしまうと、本当に読者の役に立つ記事を書くことが疎かになってしまう可能性があります。ブラックハットSEOに取り組んでいる人すべてが良質な記事を書けないというわけではありません。
ただ、サイトを運営していくうえで重視すべきなのは自分自身の利益よりもユーザーが有益だと思えるような情報が掲載されている記事にすることです。Googleもユーザーにとっての利便性を一番に考えています。そのために何度も検索エンジンのアップデートを繰り返しているわけです。
また、実際に記事を閲覧するのは検索エンジンではなく、読者です。読者に有益だと判断されなければWebサイトからの離脱率は高まってしまい、評価も下がってしまいます。
だからこそ、ユーザーにとって有益な内容となっていることを見失ってしまいがちな手法には手を出すべきではないと言えます。
さいごに
ブラックハットSEOは手間や資金がかかり、Googleによるペナルティを科せられるというリスクがあります。ホワイトハットSEOに比べ、上位表示させやすいのは確かですが、Googleに発覚すれば収益は一気に落ち込みます。
アフィリエイターとしての自分の実力を身に付けるうえでもブラックハットSEOよりも、ホワイトハットSEOを勧めます。
ホワイトハットSEOは確かに稼ぐのが容易ではありませんが、Google検索エンジンのガイドラインに沿った内容ですのでペナルティを食らう恐れはありません。
アフィリエイターとして長く活動していきたいのならホワイトハットSEOで堂々と勝負していきましょう。