Webライターとして活躍したいのであれば、ブログを書くことをおすすめします。
なぜなら、ブログ運営はWebライターにとって、とても多くのメリットがあるためです。
具体的にどのようなメリットがあるのか、デメリットとしては何があるのかについて解説します。
Contents
Webライターがブログを書く10のメリット
Webライターがブログ運営をするメリットはさまざまありますが、主にビジネスの面で役立つことが多いです。
Webライターがブログを書く10個のメリットについて取り上げていきます。
ライティングスキルの向上になる
ブログを書くことは、記事を書くことと同義です。
文字は書けば書くほど、ライティングスキルが向上していきます。
もちろん、ただの日記だけでは効果が薄いですが、独自でブログやWebサイトを運営し、読者に役立つような記事作成をしていくことで、どのように創意工夫をすれば良いのかを考える機会が増えます。
特に、初心者のうちは、ブログを書いていくほどどんどん上達していきますし、タイピングスピードを上げる練習にもなります。
Webライティングの実績になる
ブログ運営はWebライティングと同じですから、実績作りとしても役立ちます。
新しい取引先候補に対し、自分が実際に書いた記事として実績を公開できます。
著作権放棄の問題で過去に携わった記事を教えることはできなくても、自分のブログであれば何の問題もなく提示することが可能です。
ワードプレスで運営をしていれば、同時に、ワードプレスに関する知識も長けていると判断してもらえるでしょう。
ワードプレスの知識が向上する
無料ブログではなく、ワードプレスを使ってブログ運営をすることで、ワードプレスに関する知識を向上できます。
プラグインの導入方法・使用方法、文字装飾の方法を把握できるため、同じくワードプレスでブログ運営やサイト運営をしているクライアントから喜ばれるでしょう。
また、Webライティングの業務とは少し異なりますが、ブログの立ち上げ代行業務にも携われるというメリットがあります。
SEO対策への理解を深められる
ブログ運営で検索ブラウザでの上位表示のために工夫を凝らしていくようにすれば、Webライティングにおいて重要なSEO対策への知識を深められます。
もちろん、完全に独学だけでは難しい部分もありますが、ブログ運営にあたってSEO対策の勉強を合わせてしていくことでどんどんSEOに関するノウハウやスキルを伸ばしていけるでしょう。
SEOの知識は、Webライターとしてだけではなく、1人のブロガーとしても確実に役立ちます。
Webマーケティングの知識が向上する
どうすれば商品やサービスを売ることができるのかを考えながら、ブログ運営をしていけば、Webマーケティングに関する知識を伸ばすことができます。
Webマーケティングは商品やサービスを売りたいクライアントにとっては重要なポイントですから、その知識に長けていれば、多くのクライアントから重宝されます。
魅力的なキャッチコピーを書けたり、自然と「買いたい」、「契約したい」と読者に思わせられるような誘導ができたりすると、質の高い記事として高く評価されやすいです。
クライアントに高く評価してもらえる
ブログ運営をしていれば、クライアントに高く評価されやすいです。
自身でブログを運営することによって、クライアントの目線としてどんなポイントが重要なのかを理解できます。
クライアントが求める記事作成ができるため、単価アップの交渉もしやすいというメリットがあります。
ブログを通して仕事を獲得できる
Webライターとしての情報発信ブログを運営しているのなら、ブログを通して仕事を獲得することも可能です。
多くのWebライターはクラウドソーシングサイトなどで自分から仕事を獲得しなければなりません。
しかし、運営しているブログのアクセスを集めることができれば、クライアントのほうから声をかけてもらうことができます。
ライバルより優位に立てる
Webライターは数多くいますが、ブログを運営していれば、ライバルよりも優位に立てるというメリットがあります。
クライアントとの契約を成立させるためには、経験や持っているノウハウについてアピールするのが一般的です。
ブログ運営をしていれば、目に見える実績として提示できますから、信憑性が高まりますし、高いスキルがあることも認められやすくなります。
ブログで副収入を獲得できる
ブログを運営していれば、記事の中やサイドバーなどに広告を貼り付けることができますから、副収入の獲得が可能です。
人気ブログになれば、ブログ運営だけでも食べていくことができるでしょう。
下請けのWebライターとして案件をこなすだけではなく、他にも収入の柱を作ることができるのは、ブログ運営の大きなメリットだと言えます。
ブログで資産形成ができる
Webライターの記事作成案件は成果報酬型ですので、文字数に見合った報酬しか得ることはできません。
ブログであれば、アクセスさえ集め続けられれば、報酬を生み続けることは可能です。
受注した記事作成は労働収入であるため、資産にはなりませんが、ブログ運営は資産として成り立ちます。
資産形成がしたいという方にとっても、ブログ運営をすることは大きなメリットです。
Webライターがブログを書く5つのデメリット
Webライターがブログ運営をするメリットは数多くありますが、もちろんデメリットもあります。
ブログ運営を始める前に、どんなデメリットがあるのかを把握した上で、本当にブログ運営をしたほうが良いのかを判断しましょう。
ブログで簡単には稼げない
昨今では、企業を始め、多くのアフィリエイターやブロガーがWebライティング業界に参入しています。
そのため、ライバルが多く、ブログを始めたからといって簡単に十分な収益を得られるわけではありません。
ブログで十分に稼ぐためには、相応の努力とノウハウが欠かせないです。
自分のブログで記事を書きさえすれば簡単に稼げるという考えであれば、やめておいたほうが良いかもしれません。
すぐには広告収益を得られない
Googleの仕様上、新規ドメインでのブログの場合、すぐには広告収益を得ることはできません。
ブラウザ検索のアクセス流入による収益化は、早くでも3か月、平均して半年~1年間は全くの無収入が一般的です。
そのため、アフィリエイトだけで十分な収入を得たいという方にとってはハードルが高いと言えます。
ブログ運営費用がかかる
無料ブログでは費用は一切かかりませんが、近年では有料ブログの運営が一般的です。
そのため、ブログを運営するとなると、レンタルサーバー代・ドメイン代がかかります。
ワードプレスでこだわりのあるデザインにしたいという場合は、ブログテーマの購入費用も必要です。
アクセスを集められなければ、赤字になってしまうリスクもあるため、注意しなければなりません。
ライティングとブログ更新の両立が必要となる
文章を書くことが好きであれば、それほど苦ではありませんが、ライティングとブログの更新を両立させることはなかなか容易ではありません。
初期の段階でブログ運営に集中すれば、殆ど収入を得られないです。
逆に、受注した案件ばかりに集中してしまうと、ブログ運営のほうが疎かになってしまいがちです。
どれくらいの案件をこなすことになるのかはクライアント次第なところもあるため、バランス良く両方こなしていくには緻密なスケジューリングが必要となります。
高い品質の記事を投稿する必要がある
ブログ運営さえしていれば、クライアントから高く評価されたり、仕事が向こうのほうから舞い込んできたりするというわけではありません。
ブログ運営でWebライターとして活躍するためには、相応の高い品質の記事を投稿する必要があります。
むしろ、低品質で適当に書き連ねた文章では、逆効果にもなり得ます。
クライアントや新しい取引先にブログを見てもらう予定がある、ブログでも収益を得たいという考えがあるのなら、手を一切抜かずに高品質の記事を投稿し続けなければなりません。
Webライターがブログを書くなら!おすすめの方法
Webライターとして、これからブログ運営を始めたいと考えているのなら、おすすめの方法が2つあります。
2つのポイントを押さえてブログ運営をしていきましょう。
ワードプレスで運営する
これからブログ運営を始めるのなら、ワードプレスで運営することです。
ワードプレス自体は無料で利用できますが、レンタルサーバー代やドメイン代がかかります。
そのため、ブログ運営に慣れていない方にとっては敷居が高いと感じやすいですが、オリジナリティのあるブログ運営には有料ブログが欠かせません。
無料ブログだと突然閉鎖してしまうリスクがありますし、広告収入を得る上でもワードプレスのほうが有利です。
スキルの向上を目的とするのであれば、多少費用がかかったとしても、ワードプレスで運営をしたほうがメリットは大きいです。
自分が得意なジャンルを選ぶ
ブログ運営はさまざまなジャンルで取り組むことができますが、自分が得意なジャンルを選んで運営することをおすすめします。
例えば、車が好きなら車に関するブログ、ペットが好きならペットのハウツーに関するブログなどです。
特に、Webライターとして受注したい案件のジャンルが特定のものに決まっているのであれば、PRとしての効果も高まりますので、得意分野が決まっているのならジャンルを絞り込んでおくと良いでしょう。
好きこそものの上手なれという言葉にもあるように、自分の興味あるジャンルならスラスラと文章を書き進められるというメリットもあります。
Webライターがブログ運営で案件を獲得する手法
ブログを通してWebライターとしての案件を獲得したいと考えているのなら、ただブログ運営をするだけではなく、工夫を凝らしましょう。
どのようにすれば安定的にWebライターの仕事が舞い込むのかについて解説します。
仕事依頼や自己PRのページを作成する
ブログを通じて仕事の依頼をしてもらいたいのであれば、必ずブログの中に仕事の依頼や自己PRに関するページを作成しましょう。
この時、単価やジャンルに関する希望を出すことも可能ですが、それは受けられる仕事の幅が狭くなる可能性があるため、あまりおすすめはできません。
それよりも、Webライターとしてのあなたが魅力的に感じられ、「この人に仕事を依頼したい」と思ってもらえるような自己PRを中心に書きましょう。
ポイントとしては、
・自分が得意とするジャンル
・Webライターの経験年数
・これまでの実績
を綺麗にまとめておくことです。
ただ、せっかく仕事を依頼したいと思っても、連絡する手段がなければクライアントは依頼することができません。
合わせて、仕事を依頼するための問い合わせフォームを用意しておくことを忘れないようにしましょう。
ブログ運営を継続する
Webライターとしてブログ運営をするのであれば、ブログ運営を長期間に渡って継続することを意識しましょう。
広告収入目的だと最初から十分な収益を得ることはできないため、挫折してしまいやすくなります。
そのため、黙々と続けていくのがポイントです。
1日1記事を意識して書き続ければ、1年で300記事以上にはなりますし、それだけの記事数があれば、クライアントからも高く評価されやすいです。
また、記事の更新を愚直に続けていくことで、広告収入にも期待が持てます。
SNSも合わせて運用する
ブログ運営をするのなら、SNSも合わせて運用することをおすすめします。
SNSも運営することで、SNSからブログへのアクセス流入が見込めますし、どんな活動をしているのかというアピールにもなります。
DM(ダイレクトメッセージ)を通して依頼が来る場合もあるため、最低限、Twitterだけでも運用すると良いでしょう。
さいごに│Webライターとして活躍したいならブログ運営を始めてみよう!
Webライターがブログ運営をするには、デメリットもいくつかありますが、それ以上のメリットが得られます。
特に、スキルの向上や仕事の幅を広げたいのであれば、個人ブログはあったほうが格段に有利です。
ブログを運営したことがない方にとっては敷居が高いと感じやすいかもしれませんが、やってみればそれほど難しいものではありませんので、積極的に挑戦してみると良いでしょう。