Webライターに興味があるけれど、本当に稼げるものなのか、どれくらいの収入が得られるものなのかは前もって知っておきたいものですよね。
Webライターが得られる収入の目安や報酬額をアップさせる方法について解説します。
Contents
Webライターが得られる収入の目安や単価
Webライターが得られる収入は他の一般的な職種とは違い、収入の幅が広いです。
Webライターが得られる収入の目安や単価について解説します。
Webライターによって収入は全く異なる
業務委託のWebライターは、明確な収入の平均というのはありません。
収入額が低い人の中には、月3~5万円程度稼げている人もいれば、月に1万円も稼げていない人もいます。
逆に、専属ライターとして十分に稼げている人は、月に10万円、20万円、30万円などがいます。
さらに高収入なレベルになると月に50万円や100万円の人もいるくらいです。
このように、Webライターで稼げるかどうかは、それぞれの置かれた状況や能力次第であるため、一概に稼げないとも稼げるとも言えません。
Webライターの単価の目安
Webライターの単価の目安としては、現役ライターの僕の経験則で言うと、以下になります。
案件の種類 | 1文字当たりの報酬額 |
低単価案件 | 0.1~0.6円 |
一般的な単価案件 | 0.7~1.0円 |
高単価案件 | 1.1~4円 |
超高単価案件 | 5円以上 |
単価が高ければ高いほど、記事作成の専門性や難易度は高くなる傾向にあります。
Webライターの仕事を始めたばかりのWebライターがいきなりベテランと同じ案件を受注するのはまず難しいです。
積み上げた経験や実績、スキルが認められるようになったら高単価案件にも携わることができます。
Webライターが収入を得る3つの方法
Webライターが収入を得るためには、主に3つの方法があります。
どのような種類があるのかについて見ていきましょう。
会社に勤務して給料を受け取る
一般的な職業と同じように、会社に勤務して給料を受け取る方法があります。
Webライターはお小遣い稼ぎや副業、フリーランスがやるものという印象が強いかもしれませんが、正社員やアルバイトの求人もあります。
社会保険や福利厚生があるのが、在宅ライターにはない魅力だと言えます。
また、契約してくれるクライアントを探す必要がないというのも会社勤務ならではのメリットです。
会社と業務委託契約をして報酬を受け取る
フリーランスの多くが取っている方法が、会社と業務委託契約をして案件を受注する方法です。
契約内容に則って、成果に応じた報酬を受け取れます。
一社だけに絞って契約をする方もいますが、報酬を増やすために複数の会社と業務委託契約をする方もいます。
社員やアルバイトというわけではないため、自宅やカフェなどで作業をすることになるでしょう。
報酬は固定給ではなく、完全出来高制ですので、作業して承認を得た分に応じて月に一度報酬を受け取ることができます。
クラウドソーシングサイトで報酬を受け取る
お小遣いや副業目的の方に多いのが、クラウドソーシングサイトを利用して報酬を受け取る方法です。
ただ、副業だけに限らず、クラウドソーシングサイトのみで生計を立てている方もいます。
利用するサイトにもよりますが、サイトによってはすぐに現金化できるのが魅力です。
代表的なクラウドソーシングサイトとしては以下があります。
Webライターが収入を増やすためにできる対策
Webライターとして収入を得たいのなら、どうすれば収入を増やすことができるのかを把握しておくと良いでしょう。
収入を増やすためにできる3つの対策方法について解説します。
報酬単価が高い案件を受注する
収入を増やすための一番の近道は、報酬単価が高い案件を受注することです。
単価が低い案件よりも、単価が高い案件のほうが効率的に稼ぎやすくなります。
あまりに難易度の高い案件は、作業効率面では良いとは言えない場合もあるでしょう。
しかし、単価が0.5円か1円かというだけでも、報酬額に2倍もの差が出てしまいます。
初心者のうちから単価が高い案件を受注するのは容易ではありませんが、初心者であってもある程度単価が高めの案件を受注することは可能です。
クラウドソーシングサイトで案件を探していると、時には相場をあまり理解していないクライアントが単価を高めに設定している、いわゆる掘り出し物案件があることもあります。
単価アップの交渉をする
専属ライターとして活動していたり、継続案件を受注していたりする場合には、単価アップの交渉をしてみるのも収入を上げるためには欠かせません。
交渉さえすれば必ず単価を上げられるというわけではありませんが、お仕事を通してあなたの能力や実績が高く評価されれば、単価を引き上げてもらえる余地はあります。
取引を始めてもいないのに単価を上げて欲しいと伝えるのはマナー違反ですが、仕事の取引をある程度してきた段階で失礼になることはありません。
目安としては、早くて1か月、遅くても3か月程度は案件を受注した段階で、単価アップができないかを伝えてみましょう。
作業効率が良い案件を選ぶ
単価の高さだけにこだわるWebライターの方は少なくありませんが、収入を上げるのであれば、単価だけではなく、作業効率の高さも重視しましょう。
文字数次第ではりますが、いくら高単価案件だったとしても、作業に何日間もかかってしまうような手間のかかる案件は、効率的に稼げるとは言えません。
作業時間を元に時給換算をしてみて、作業内容と報酬額のバランスが納得できるものかどうかをチェックしてみてください。
もちろん実際に受注する前の段階から、作業効率が良い案件かどうかを判別するのは難しいです。
受注した以上、引き受けた分は早々に片付けて、新しいクライアントを探したほうが良いでしょう。
Webライターの収入を安定させる対策
Webライターで稼ぐなら収入の高さだけにこだわるのは避けたほうが良いです。
収入が高いほうが良いに越したことはありませんが、それだけでは安定した収入を得ることはできません。
Webライターのお仕事で安定的に収入を得るためにできる対策について解説します。
長期契約の案件をこなす
Webライターの案件には実にさまざまなものがあり、単発案件や3か月以内の短期契約もあれば、半年以上の長期契約もあります。
単発案件や短期契約の場合、クライアントが依頼したい案件がなくなってしまった時点で新しい案件を受注することはできません。
その時は新しいクライアントを探す必要がありますし、新しい案件を受注できるまでに時間がかかってしまった場合には、その間はお金を稼ぐことができなくなります。
継続的に依頼することを前提とした長期契約であれば、安定的に稼ぎ続けることが可能です。
もちろん、途中で契約を切られてしまうことのないように、クライアントに納得してもらえるような記事作成を心がける必要はあります。
きちんとクライアントに高く評価してもらえるような記事作成をすれば、依頼を継続したいと思ってもらえるでしょう。
専属ライターになる
企業の専属ライターになるのも、安定的に稼ぐためにはとても有効的な手段です。
専属ライターとは、企業と業務委託契約をしたり、企業に正社員やアルバイトとして勤めたりするライターのことです。
正社員やアルバイトの場合、競合他社のWebライティング業務が認められない場合もありますが、確実に毎月安定した給与が得られます。
業務委託は会社に籍を置くわけではないため、他のクライアントとも取引をすることができるメリットがあります。
在宅ライターとして業務委託契約を結んだ場合でも、長期契約の場合と同様に長期的にお仕事を受注することが可能です。
携われる案件の幅を広げる
携われる案件の幅を広げることによって、受注できるお仕事のチャンスが増えます。
近年ではWebライターは数多くいますし、必然的にライバルが多くて飽和してしまう案件もあります。
しかし、受注が可能なジャンルが多ければ多いほど、新しいお仕事を見つけられる可能性は高いでしょう。
また、Webライティング業務にだけに限らず、記事の校正チェックや構成作成の業務に挑戦してみるのも1つの手段です。
さいごに│Webライターで十分な収入を得られるような対策を!
Webライターの収入は大体の単価の目安はあるものの、実際にどれくらい稼げるものなのかはピンキリです。
Webライターで十分な収入を得られるかどうかは、執筆作業をこなしたかだけではなく、収入を増やすための対策も合わせてやっているかが鍵になります。
収入を増やす点だけにこだわり過ぎず、安定的に収入を得られるように対策することも意識していきましょう。