Webライターの仕事をするのであれば、パソコンは必須です。
最近はスマホのみで挑戦する方もいますが、やはり画面の大きさや文字の入力スピードを考慮するとパソコンがあったほうが便利な点は多いです。
Webライターに必要なパソコンの選び方について解説します。
Contents
Webライター向けパソコンの基本的な選び方
Webライター向けパソコンは「Macbook一択だろう」という意見もありますが、文書作成の仕事ですので、Macbookでなければならないという決まりはありません。
一定のMacbookファンはいますが、オフィスではWindowsが主流なくらいです。
基本的な選び方としては、パソコンのタイプとOSの選択です。
デスクトップかノートかを決める
まずはデスクトップパソコンにするか、ノートパソコンにするかを選びましょう。
どちらでも問題なく作業はできますが、作業環境によってどちらが向いているかは異なります。
自宅内でしか作業をしない、かつ、作業するスペースが決まっているという場合は、デスクトップのほうが向いていると言えます。
自宅内でも作業する場所がちょくちょく変わったり、カフェやコワーキングスペースを利用するなど、外で作業することが多かったりする場合には、ノートパソコンでなければ作業ができません。
生活や仕事のスタイルによりけりですので、状況に合わせて自分に合ったものを選びましょう。
OSを決める
パソコンのOSとしては、主に以下の3種類があります。
・Windows(ウインドウズ)
・Mac(マック)
・Chrome(クローム)
OSによって利用できるソフトやツールが異なります。
クリックなどの操作性も異なるため、自分が使いやすいと感じるものを選びましょう。
王道としてはやはりWindowsですが、Macを使いこなせるようになりたいといった希望があるのであれば、Macを選んでも良いでしょう。
Webライター向けパソコンで見るべきスペックと選び方のポイント
Webライター向けのパソコンを選ぶのなら、スペックはある程度重視する必要があります。
もちろんゲーミングパソコンやプログラマー向けのパソコンなどのように、ハイスペックなパソコンはオーバースペックとなります。
スペックの高さを追求するとそれだけパソコンの購入費用も高額になってしまいますから、スペックと価格のバランスが取れたパソコン選びがポイントです。
CPUを選ぶ
CPUとは、パソコンの動作性能に大きく関わる部分です。
CPUのコアが多ければ、パソコンの演算能力が高いため、動作のスピードが早くなります。
ただ、Webライティングでは、プログラミングやゲームのように重い動作を必要とする作業は殆どありません。
文書作成がスムーズにできる程度のスペックがあれば十分だと言えるでしょう。
ハイスペックであればあるほど良いのは言うまでもありませんが、目安としてはCore i5程度のパソコンが望ましいです。
メモリを選ぶ
メモリとは、パソコンの記憶装置のことであり、パソコン動作で必要な領域を確保するための役割を果たします。
クライアントによりけりではありますが、ExcelやWordを頻繁に利用する可能性があるため、8GBあれば効率的に作業ができます。
パソコンにそれほど費用をかけられないのであれば、最低でも4GBはあったほうが良いでしょう。
ストレージを選ぶ
ストレージとは、データを保管しておくためのもので、HDDとSSDという種類があります。
HDDもSSDもどちらもデータを保存するという役割という点では同じですが、HDDは保存可能なデータの容量が大きい・SSDはデータの読み書き速度が速いのが特長です。
性能面ではSSDのほうが優れていますが、価格が高いというデメリットもあります。
文書やExcelデータはそれほど容量が大きくはありませんので、そこまで重視しなくても問題はありません。
快適にパソコンを使いたい、かつ資金に余裕があるのなら、SSDを検討してみても良いでしょう。
USB端子や映像出力端子を見て選ぶ
USB端子や映像出力端子の数は機種によって異なります。
ノートパソコンの場合は極端に数が少ない場合もありますので、必ず確認しておきましょう。
USB端子はマウスやキーボードを接続したり、外付けハードディスクやUSBメモリを使ったりする上では必須です。
ノートパソコンにする場合の選び方のポイント
ノートパソコンを選ぶ場合、ノートパソコンならではの選び方があります。
ストレスなく活用するためにも、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
持ち運びのしやすさで選ぶ
ノマドワークをするのであれば、持ち運ぶ機会が多くなるため、持ち運びのしやすさは重要です。
サイズが大き過ぎると持ち運びが不便になりますし、重量が重くなります。
重くても2kg以内にしたほうが持ち運びの時に不便を感じにくいです。
見やすいモニターサイズを選ぶ
パソコンの重量が重過ぎないかどうかは重要です。
かといって軽さを重視し過ぎてサイズが小さいモデルにすると、その分だけ画面が小さくて見にくく、作業がしにくくなる可能性があります。
目が疲れやすいという問題も出てくるでしょう。
小さくても12インチ以上のパソコンにするのがおすすめです。
バッテリーの駆動時間の長さで選ぶ
ノマドで作業するのであれば、バッテリーの駆動時間は非常に重要となります。
モバイルバッテリーで充電しながら使うことも不可能ではありませんが、その分だけ荷物が重くなってしまう問題があります。
コワーキングスペースの場合、コンセントを差し込んで電源を確保することも可能ですが、カフェでの作業が主なのであれば、駆動時間の長さはチェックしておいたほうが良いでしょう。
駆動時間は長ければ長いほど良いですが、作業時間の関係上、最低でも6時間以上を目安として選んでみてください。
低スペックパソコンを使う際の注意点
Webライターは文章作成のお仕事ですから、低スペックのホームパソコンであったとしても作業自体を進めることは可能です。
しかし、低スペックパソコンで作業をするといくつかの問題が生じます。
まず、低スペックパソコンの場合、まず起動時間がハイスペックパソコンに比べて長いです。
また、負荷をかけ過ぎてしまうとすぐにパソコンの画面が固まってしまい、ストレスが溜まりやすくなります。
作業効率の面でも影響が出てしまいますから、低スペックのパソコンは避けるのが無難です。
他にも、ストレージの容量が少なければ、ストレージがすぐにいっぱいになってしまったり、充電時間が短いと出先での作業が思うように出来なかったりといった問題もあります。
【2021年】Webライターにおすすめのパソコン5選
Webライター向けのパソコンはただハイスペックであれば良いというわけではありません。
オーバースペックでは使いこなせないですし、無駄に費用をかけてしまうことになります。
そこで、Webライティングの作業に向いているパソコンを5つ厳選しました。
Dell Inspiron 3881
Dell Inspiron 3881は、小型化されたコンパクトタイプのデスクトップパソコンです。
第10世代インテルCPUが搭載されており、快適な動作に期待が持てます。
メモリは8GBでSSDを採用しているため、Webライティングをする上では十分な性能だと言えるでしょう。
ただ、Core i5モデルとCore i3モデルがありますが、作業効率を考えるのであれば、Core i5モデルが適しています。
Microsoft OfficeのHome&Businessが付属しているタイプであれば、後から別でOfficeソフトを導入するという手間がかかりません。
Apple Mac mini
AppleのMac miniは超小型のデスクトップパソコンです。
本体自体は一見するとパソコンとは思えないほどに小さいですが、CPUは8コアですので、見かけとは違い非常にパワフルです。
メモリは8GB、SSD搭載モデルとなっています。
グラフィック性能にも優れており、Webライティング目的だけであればオーバースペックにも感じられますが、Macを使いたい人には向いているでしょう。
最新 Apple Mac mini Apple M1 Chip (8GB RAM, 512GB SSD)
Lenovo Ideapad S540
LenovoのIdeapad S540はスタイリッシュな超薄型のノートパソコンです。
サイズは14型で視認性が高く、Microsoft Officeの付属モデルもあります。
CPUはCore i5、メモリは8GBですので、性能面でも十分なモデルです。
シンプルにビジネス用途で使いたい人には向いているデザインとなっています。
Lenovo ノートパソコン Ideapad S540(14.0型FHD Core i5 8GB 256GB ) ミネラルグレー
Apple MacBook Air
AppleのMacBook Airは多くのWebライターやフリーランスからの人気が高いノートパソコンです。
最大8コアのGPUを搭載しており、機械学習機能も付いています。
最大18時間に渡るバッテリー駆動時間であるため、ノマドでの作業が多い方には適したモデルです。
最新 Apple MacBook Air Apple M1 Chip (13インチPro, 8GB RAM, 512GB SSD) – シルバー
HP Chromebook x360 14c
HPのChromebook x360 14cは2in1タイプの14インチノートパソコンです。
ラップトップ・タブレット・テント・スタンドの4つのモードに対応しています。
タッチディスプレイでもあるため、専用のペンを使えばタブレット感覚で快適な操作が可能です。
ストレージは128GBと少なめですが、Core i5・8GBメモリであるため、スムーズな作業ができます。
さいごに│執筆作業がしやすいパソコンを選ぼう!
同じWebライターであったとしても、どんなパソコンが作業しやすいのかは人それぞれですし、環境にも最適なパソコンは何かが変わります。
作業効率を上げ、気持ち良く執筆作業を進められるように、自分に合ったパソコンを選んでみましょう。